運転免許用語集

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大型免許(おおがためんきょ)

一般的な乗用車と比較し、乗車定員・積載量がともに多い車のことを、大型車といいます。例としてトラックやタンクローリーなどが挙げられます。これらを運転するために必要となる免許が「大型免許」です。
大型車には30人以上が乗車できるものや6.5トン以上が積載が可能なものもあります。こうした大型車は物流業界などで多く利用されています。なお、こうした大型免許は教習所だけでなく、場合によっては合宿免許を利用して習得することが可能です。
大型車の免許の取得に関しては、誤って交通事故を起こしてしまった場合に普通乗用車と比べて被害が大きくなる傾向があるため、検査や教習は通常の自動車免許よりも厳しくなっています。また、取得するために設けられている条件がいくつかあり、普通自動車の免許取得後3年以上経験を積む必要があります。
他にも、視力や聴力、色彩識別能力や身体面に異常がないか細かく審査され、これらの条件をすべて満たして初めて教習に進むことが可能です。試験には路上試験も組み込まれています。
免許取得までの道は険しく、運転する際は非常に神経を使うことになりますが、車が好きな人や仕事の幅を広げたい人、スキルアップを目指す人などが多く取得しています。

大型二輪免許(おおがたにりんめんきょ)

普通運転免許を取得すれば、同時に原付バイクの免許も取得したことになるので、車と原付バイクの両方を運転することが可能になります。しかし、大型バイクを運転するためには「大型二輪免許」が必要になります。
大型二輪免許を取得すれば原付や小型バイク、普通バイク、大型バイクの運転が可能になります。なお、原付や小型バイクでは高速道路の走行が禁止されています。そのため、二輪で高速道路を利用する際には必ず大型二輪免許が必要となるため注意が必要です。
満18歳以上かつ資格条件を満たしている人であれば取得が可能で、あらかじめ教習所へ入学し、満18歳を超えたタイミングで検定試験合格を目指すのもよいでしょう。また、年末年始のお休みを利用するのも最適で、短期集中型の合宿免許を利用する人も多く、10日程度で取得できます。
大型バイクはツーリングや長距離ドライブなどに適しており、安定感があることから一定スピードで走行し続けられるのが特徴です。なお、大型バイクを乗りこなすには一定の訓練が必要となるため、まずは普通二輪免許の取得から始めるというのが一般的となっています。
大型二輪免許の取得には年齢制限やその他の条件はありますが、原付バイクと異なり二人乗りが可能となる点が魅力となっています。

大型二種免許(おおがたにしゅめんきょ)

タクシーやバスの運転手として勤務するには、「第二種免許」の取得が必須で、これは大きく2種類に分類できます。1 つは大型二種免許で、乗客(お客様)がいるバスを運転する際に必要となる免許です。もう1つは、タクシー運転の際に必須となる普通第二種免許です。
第二種免許の教習を教習所にて受けるには、一定の条件を満たしている必要があります。四輪免許を取得していることが条件で、それに加えて3年以上の運転経験が求められます。また、年齢制限もあり、21歳になるまでは取得することが不可能となっています。
なお、普通免許よりも上位免許に位置付けられるので、第二種免許があるなら一般的な自家用車の運転が可能です。プライベートと仕事の両方で使う機会がある場合には、第二種免許を取得しておけば2度手間となってしまうこともありません。
普通自動車運転免許には「ATの免許」と「MTの免許」の2つがありますが、大型二種免許はMT免許のみとなっています。なお、取得している人の比率をみると、男性が圧倒的に多くなっています。
合宿免許を利用することで短期間での取得が可能です。
大型車を運転するにあたっては坂道などに特に注意が必要なため、技能教習にて時間をかけて訓練を受けることが重要です。

相部屋(あいべや)

合宿免許を利用する際の宿泊タイプの1つで、同様に合宿免許を利用しに来た人と同じ部屋を使うことを指します。合宿免許の最大のメリットは「激安で運転免許を取得できる」という点で、相部屋を利用すればさらに激安価格で運転免許の取得が可能です。
1人部屋と比べてプライベートな空間を満喫することは難しいですが、その反面「他者との関わり合いを持てる」というメリットがあります。また、朝が苦手な人の場合、相部屋になった人と仲良くなっておけば起こしてもらうこともできるので、教習所に行く際に遅刻の心配もありません。
一般的に、1人部屋と比較して2~3万円程度安く抑えられますが、教習所により差があるので、事前に価格について調べておくことが大切です。もっとも、「激安価格」のみをアピールしている学校には注意が必要です。
万が一、トラブルが発生してしまった際、相談に応じたりトラブル解決に努めてくれたりする教習所を選んでおけば、気持ち良く運転免許取得に励むことができます。たとえ相部屋になった人との相性が合わなくても、相談すれば部屋を交代してくれる可能性もあります。
多少費用が高くても1人がいいと考えるなら、あらかじめ1人部屋を選んでおくことも大切です。

応急救護(おうきゅうきゅうご)

様々な施設や道路の真ん中など、医療機関が近くにない場所で負傷者を発見したときは、早急に救急車を呼ぶ必要があります。応急救護とは、救急車が現場に到着するまでの間に、負傷者に施す処置のことを指します。
合宿免許の取得などで教習所を利用する際、この教習を受けることになります。いざというときに適切な対処ができるよう、この機会を利用して正しい知識を身につけることが大切です。
応急救護には5つの手順があり、そのときの状況や負傷者の状態を考慮して適切な処置を行います。まずは負傷者を観察し、状況がさらに悪化しないように安全な場所へと移動させる必要があります。
続いて体位管理を行い、負傷者にとって最も楽な体位へと整えます。もし、本人に意識があれば本人の希望する体位を確認しましょう。意識がない場合、楽に呼吸ができる体位をキープしておくことをが重要です。
万が一、心肺停止していたり呼吸が止まっていたりした場合は、早急に心肺蘇生法を施します。気道の確保と人工呼吸、心臓マッサージの3つを総称したもので、その時々の状況に応じて行います。
負傷者が出血していれば、傷口を確認したうえで止血をしていきます。清潔なガーゼやタオルを使用し、抑えることで出血を止める方法が一般的です。

エコカー(えこかー)

エコロジーカーの略で、二酸化炭素の排出量を大幅に削減することができる、環境に優しい車を指します。一般的にエコカーと呼ばれている車は、「無公害車」と「低公害車」の2種類に分類が可能です。
こうしたエコカーは二酸化炭素の排出を抑えることで同時に温室効果ガスの排出を抑えることに繋がります。なお、無公害車の場合は排出量の削減ではなく、温室効果ガスの発生を完全に抑制します。運転を楽しみながら、省エネ活動にも繋がります。
エコカーでは動力に電気を利用しているためガソリンが必要なく、排気ガスや騒音といったトラブルを解消することが可能です。最近の車業界で注目を集めている低燃費も、エコカーを選ぶ大きなメリットとなります。自動車を運転する機会が多い人は、燃費の良さも重視して車選びをすることが大切です。
教習所や、激安での運転免許取得が売りの合宿免許でも、エコカーを目にする機会が増えてきています。環境への配慮やコスト削減などの理由からエコカーを導入する教習所も多く、車技術の進化・発展に比例して、今後はさらに導入していくと考えられています。
エコカーは自動車保険の割引制度も設けられているため、ますます多くの方に選ばれるようになっています。

MT車(えむてぃーしゃ)

「マニュアルトランスミッション」を略したもので、AT車同様、運転免許のタイプの1つです。車を発進させるにはクラッチ操作が必要で、それだけ高い技術が必要となり、男性を始め車にこだわりを持つ人から特に選ばれる傾向にあります。
両方の手足を使っての運転操作が求められるため、慣れるまでは神経を使うかもしれませんが、慣れれば運転を楽しむことができます。大型トラックを運転するなど、仕事で車を使う際はMT車の免許取得が必須となるケースも多く、仕事面で自身の可能性を広げるなら取得しておきたい免許です。
運転免許取得までにかかる時間はトータル60時間程度で、そのうち34時間程度は技能教習です。難易度が高めということで取得までにはそれなりに時間を要するため、将来的に営業職や物流職など、自動車の運転が必要となる業務に従事する予定があるのであれば、少しでも早いうちから教習所へ通い始めるのが望ましいといえます。なお、合宿免許であば20日もかからず免許取得が可能なケースもあるので、時間がないような方でも安心です。
AT車と比較して費用は1~2万円高くなりますが、MT車を取得すればAT車も同時に取得したものとみなされるので、手間を考えるとこちらの方がお得であるともいえます。

ETC(いーてぃーしー)

有料高速道路の料金所にあるシステムをETCといい、利用すれば料金所で一時停車せずに通過することが可能です。これが誕生した背景には高速道路の渋滞問題があり、特に料金所は渋滞ポイントの1つとなっていたため、問題解決策としてETCシステムの導入が始まりました。
料金所にはゲートが複数あり、チケットを発券して支払いをしてから車を発進させるのが一般的です。その隣に、無人のETC車載器専用ゲートが設けられています。ゲートには特殊な装置が組み込まれており、「車載器」を取り付けた車が通過するときに無線アンテナで交信を行い、情報を取得します。
簡単に説明すると、車版のクレジットカードのようなもので、後々に請求がくるというシステムです。高速道路の料金所を通過するたびにその場で料金を支払うよりもお得で、現在は自車にETC機能を搭載する人が増加している傾向にあります。
利用するためにはETC車載器とカードが必要で、カード会社により「会員特典」や「ポイント制度」など様々なサービスが用意されています。貯まったポイントは、支払いの際に割引サービスとして利用が可能です。
ETCは割引制度が設けられていることから、教習所や合宿免許で使われている車のほとんどに搭載されており、現在ではポピュラーなものとなっています。

AED(えーいーでぃー)

AED、別名を「自動体外式除細動器」は、心肺停止状態に陥ってしまった人に利用する医療機器の1つです。現在では、コンビニやデパートなどにて見かける機会も増えてきたポピュラーなものです。心肺停止の体に電気ショックを加えることで、心臓の動きを正常に整えてくれます。
心臓の動きが停止してしまうと全身への血液供給が止まり、脳や内臓器に血液がまわらず、やがて命を落としてしまう危険性があります。血液供給が止まる時間が長いほどリスクは高くなり、万が一助かったとしても後遺症を引き起こすリスクが高まってしまうため、早急な対処が必要とのことでAEDが導入されました。
AEDが心臓の動きや状態を自動で感知し、電気ショックが必要と判断した場合にのみ電気が流れる仕組みになっています。現在は、いざというときに対応できるよう「AEDの使用方法」に関する講習などが受けられる機会も増えてきており、生活により身近なものとして考えられるようになっています。
また、AED指導を行う教習所も増加傾向にあり、合宿免許を利用する際にもAED教習を受けることも可能です。教習所で教習を行うときは専用のトレーニング機器を使用するため、実際に電気が流れるわけではありません。

ICカード運転免許証(あいしーカードうんてんめんきょしょう)

氏名や本籍地、免許種別などの個人情報が掲載されており、不正使用の防止としてICチップが埋め込まれている運転免許証のことを指します。運転免許証を誤ってなくしてしまった場合、拾った第三者の手によって悪用されてしまうという事件が相次いだため、これを防止するために近年ではこうした「ICカード運転免許証」が一般的となっています。
ICチップを偽装・コピーすることは極めて困難であり、カードを使用する際は暗証番号の入力を求められるケースも多いため、第三者の手に渡ったとしても簡単には使用できません。また、プライバシーの観点から本籍地は運転免許証上には掲載されず、ICチップ内に登録されています。
現在はどの教習所でもICチップ搭載の運転免許証を交付しており、合宿免許を利用した際も同様です。これが交付されるタイミングとして、3つのケースが挙げられます。
まずは運転免許を新規取得したときで、晴れて教習所を卒業することができれば交付されます。その際に申請書を記入する必要があり、同時に暗証番号の設定も行います。
2つ目は運転免許証更新のときで、3つ目は再交付を受けたときです。万が一、運転免許証を紛失してしまった場合は再度交付してもらうことが可能ですが、交付するまでは運転ができないため、早めに教習所に行って再交付の手続きをする必要があります。

ICチップ(あいしーちっぷ)

2004年度末から運転免許証に組み込まれました。
主な目的は偽造防止のほか、免許証記載内容がデータとしてICチップに記録されており、過去の違反歴などの閲覧が可能となる計画もあります。
また、プライバシー保護の観点から本籍地に関する情報はICチップにのみ記録され、表面には印字されなくなっています。

合図(あいず)

右左折、転回、徐行、停止、後退、進路変更を行う際に、手か灯火か方向指示器で行わなければならないもの。右左折は30m手前、進路変更はそれを始める3秒前と決められています。

隘路(あいろ)

2007年6月2日の改正道交法及び関連諸法令に伴い新設された、中型・大型の一種・二種共通の場内課題の一つです。

案内標識(あんないひょうしき)

標識のうち、「道しるべ」に当たるもの。方面及び方向、距離、道路番号、街路名称などが該当します。

一般貸切旅客自動車(いっぱんかしきりりょかくじどうしゃ)

他人の需要に応じ、有償で、自動車を使用して旅客を運送する旅客自動車運送事業のうち、旅行会社等が集めた旅行者の団体を運送するバスのように、一個の団体等と運送の契約を結び、車両を貸し切って運送する旅客自動車運送事業のこと。

一般乗用旅客自動車(いっぱんじょうようりょかくじどうしゃ)

他人の需要に応じ、有償で、自動車を使用して旅客を運送する旅客自動車運送事業のうち、旅行会社等が集めた旅行者の団体を運送するバスのように、一個の団体等と運送の契約を結び、車両を貸し切って運送する旅客自動車運送事業のこと。

右直事故(うちょくじこ)

右折車両と直進車両が起こす事故のこと。

多くの場合、直進車両に優先権があるにも拘らず、右折車両が右折のタイミングを誤り、或いは直進車両を見落とし、事故に至るケースが殆どである。

教習課程でも取り上げられますが、特に直進車両が二輪車の場合、右折車側が距離感を誤るパターンが多い。

運転記録証明書(うんてんきろくしょうめいしょ)

過去3年間、5年間の交通違反、交通事故、運転免許の行政処分の記録について証明する書類。

運転関係の職業(特に旅客運送業)に就職しようとする際、求められることが多い。

運転免許証(うんてんめんきょしょう)

道路交通法に基づいて各都道府県の公安委員会が交付する、道路における自動車または原動機付自転車の運転資格を証明する公文書のこと。

AT車(えーてぃーしゃ)

「オートマチックトランスミッション」を省略したもので、自動車のタイプの1つです。もう1つのMT車と比べて簡易な操作で運転ができることから、合宿免許に来る女性のほとんどがAT限定の免許を取得しています。
車を走らせるとき、停めるときに使うペダルは2種類のみで複雑な操作は一切ないため、短期間で運転免許を取得したい人に適しています。ドライブや長距離の移動を頻繁に行う人以外は、AT車の免許取得のみでも十分な場合があります。
一般的に、免許取得に要する時間はトータル57時間が必要で、そのうち実技講習が31時間となっています。女性を始め、教習所の利用が初めてという人からも高い人気を誇ります。さらに費用面もお得です。MT車と比較すると1~2万円程度の際があり、負担が少なくなっています。料金を重視するならこのタイプが適しているといえます。
仕事でMT車に乗る機会が出てきた場合、新たにMT車タイプの運転免許を取得しようと限定解除を行うことも可能です。前もってAT車の免許を取得しておくことで、新規取得よりも短時間で取得が可能です。その際は、まずAT車限定解除の審査(技能のみ)を通る必要があり、これに合格できればAT車からMT車へ切り替えるという形になります。

エンジンブレーキ(えんじんぶれーき)

エンジンへの燃料供給を絞るとエンジン自身が回転数を落とそうとすることを利用したブレーキの掛け方のこと。

主に減速・抑速用に使われます。

大型貨物車(おおがたかもつしゃ)

積載量6.5t以上、若しくは車両総重量11t以上の貨物車。

大型乗用自動車(バスなど)や大型特殊自動車(公道を走れるフォークリフトや戦車など)は含まれません。

大型自動二輪(おおがたじどうにりん)

排気量400cc超の二輪車のこと。また、それに対応した運転免許の種類を指します。

大型乗用車(おおがたじょうようしゃ)

乗車定員が30人以上の自動車のことで一般的にはバスを指します。

2007年6月の道交法改正前までは乗車定員11人以上の自動車(マイクロバス等)が一律で大型乗用車とされていましたが、当該改正に伴い、それらは中型乗用車に位置付けられることとなりました。

大型特殊車(おおがたとくしゅしゃ)

特殊な作業に使う自動車で、小型特殊車ではないもの。

つまり、エンジンの排気量が1500cc以上、最高速度が15km/h以上出せたりする車両を指します。

農耕用のトラクターの大きめのもの、フォークリフトの大きなもの、クレーン車、特殊機甲車、戦車などがこれにあたります。