運転免許用語集

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中型免許(ちゅうがためんきょ)

消防車や救急車、宅配便用自動車などを運転する際に必須となる免許で、2007年の道路交通法により新たに生まれた区分です。以前は普通免許と大型免許という区分しかなく、普通免許取得者による中型車での交通事故が多発したため、中型免許が追加されました。
改正前に普通免許を取得していれば免許更新により種類が普通から中型へと自動変更され、中型車を使用し続けることが可能です。なお、こうした制度は改正後に普通免許を取得した人には適用されず、改正後は中型車を運転するなら中型免許を新たに取得する必要があります。
取得するためには運転免許試験場で試験を受けて合格する必要がありますが、試験に通過するのが不安な人や、確実に技能を身につけておきたいと考える人は教習所に通うのが一般的です。また、合宿免許で集中的に教習を受け、実力をつけてから卒業検定に臨むことも可能です。
運転初心者の場合は取得が不可で、先に普通免許を取得し、2年以上の経験を積む必要があります。満20歳に達していることも条件の一つであり、仮免許を申請する時点で満20歳になっていれば19歳のうちに教習所に入ることも可能です。
検定合格後は、運転免許試験場にて適応検査を受けることで中型免許証が交付されます。

中型二種免許(ちゅうがたにしゅめんきょ)

11~29人が乗車可能な旅客自動車などは、中型車にあたります。こうした中型車を運転する際に必要となる免許が「中型二種免許」です。中型免許は2007年の道路交通法の改正により生まれました。
普通免許や中型免許、大型免許などのうちいずれかを有しており、なおかつ3年以上の経験がある人のみ取得資格があります。3年間のうちに免許停止期間が含まれていれば、その期間は対象外となります。
中型車は普通自動車と比較して車体が大きく、さらに乗客がいることから、運転中は常に細心の注意を払う必要があります。また、身体に障害を抱える人や高齢者などが同乗する可能性もあるため、こういった人たちに対する配慮なども必要不可欠となります。積載量は最大で6.5トンにもなるので、交通ルールを遵守して安全運転を行うことが求められます。
将来、旅客運送の仕事に就くのであれば取得しておく必要のある免許です。満21歳を超えていれば教習所への入学が可能ですので、高校卒業と同時に普通免許を取得して運転経験を積み、21歳になったと同時に教習を受けるのが最短のルートとなっています。
少しでも短期間で免許を取得したいと考えるのであれば、合宿免許の利用が最短ルートとなります。

中型8t限定(ちゅうがたはっとんげんてい)

「中型8t限定」とは、2007年の道路交通法改正により新しく生まれた区分で、この「8」は「車両総重量が8t未満」を指しています。なお、「積載量が最大で5t未満」「乗車人数が10人以下」という制限があり、この制限によって中型車に分類されています。これを超すと大型車に分類されます。
運転免許証の条件欄にこれが表示されていれば、免許所有者は、この条件内であれば中型車の運転が可能となります。この表示は普通免許を更新したときに自動で記載されます。
なお、すべての人が該当するわけでなく、道路交通法の改正以前に普通免許を取得していた人に限られます。以前は普通免許を所持していれば中型車の運転が可能でしたが、それにより交通事故が多発したため、その対策として道路交通法の改正が行われました。
とはいえ、今まで運転していたものが急に運転できなくなると困ってしまう人も多いということから、改正前に普通免許を取得していた人のみ、中型車(中型8t限定)の運転が認められるようになりました。非該当者が中型車を運転する際は、中型免許を取得しなくてはなりません。
最大8tの車両のを運搬できる中型車を運転するには、教習所で中型自動車の免許を取得する必要があります。なお、短期間で取得を目指す場合には合宿免許も利用可能です。

第二種免許(だいにしゅめんきょ)

バスやタクシー(運転代行を含む)などの旅客自動車を旅客運送のために運転する際に必要となる免許のこと。
大二・中二・普二・大特二・け引二の5種類。技能試験の合格点は80点以上。