バイク乗りとして
守りたいマナー

● 自動車学校、または合宿免許で免許を取ったばかりの時は、とにかく路上に出てドライブやツーリングに出かけたくなるものです。特にバイクの場合は、爽快感を求めて免許を取ったという人も多いのではないでしょうか。自動車学校や合宿免許で頑張った分、その爽快感を自由に路上で味わいたくなるのは自然な考えといえます。しかし、バイクに乗るからには最低限のマナーを守っていく必要があります。1人のマナー違反が目立つだけで、全体のバイク乗りのイメージまでもが損なわれてしまいます。マナーをしっかり守ることで万が一の事故も防げる上、バイク乗りのイメージ向上も図ることができます。もちろん、自動車学校や合宿免許の課程で学んだルールも、しっかり守るようにしましょう。

● まず、気をつけたいことは「騒音問題」です。特にバイクのエンジン音は、普段からバイクに乗る人は気にならないものですが、あまりバイクに乗らない人からすれば不快に感じてしまう人がいるのも事実です。バイク音が原因で隣近所との騒音トラブルに発展してしまわないよう、住宅の位置、時間帯などに気をつける必要があります。昼も夜も賑やかな繁華街の一角、もしくはすぐ近くに住宅がないという土地に在住しているのであれば、ある程度のエンジン音は問題ないでしょう。しかし、周囲に住宅がある場合は気配りが必要です。住宅街を抜けて、大通りに出るまでバイクを押していくのが理想的なマナーです。急いでいる場合もこのマナーを守っていたほうが、周囲への印象が良くなります。バイクを使う時間帯、エンジンを頻繁にかけても迷惑にならない時間帯としては、朝の8時以降から夜の10時過ぎ頃までを目安にしておくとよいでしょう。

● 次に、バイクでのすり抜けについてです。車と違い、バイクはすり抜けができるという特徴があります。そのため、渋滞にも強く、時間のロスを防げるというメリットがあります。ただし、バイクでのすり抜けは、同時に安全面での危険も伴います。また、バイクのすり抜けを嫌っている自動車の運転者も少なくありません。そのため、技術的に自信があっても基本的な交通マナーをしっかり守ってすり抜けを行うことが大切になります。この点、「バイクのすり抜けは違法なのでは?」と考えている人もいるのではないでしょうか。実は、すり抜け行為自体を違反とする条文は、道路交通法にはありません。すり抜け行為に関してはグレーゾーンが多く、自動車学校や合宿免許で免許を取ったばかりの人は迷ったり戸惑ったりすることも少なくありません。もっとも、すり抜けの方法や状況によっては、追い越し行為と同様に違反とみなされてしまうケースもあります。こうしたケースは、合宿免許での教習や自動車学校でも勉強するためしっかり覚えておくことが大切です。

● なお、「暗くなってきたらライトをつける」という、当然の行動を怠ってしまうという人も少なくありません。これはバイクのライダーに限らず、ドライバーや自転車を運転している人にも当てはまることで、近年ますます問題視されるようになっています。視界を確保することはもちろん、周囲に車の存在を知らせるだけでも交通事故を減らすことができます。これらに加え、減速を怠らないことも非常に重要です。対向車はもちろん、色々な人の往来がある大通りや交差点では細心の注意を払うことが重要です。

● バイクは慣れれば使い勝手が格段に良くなる乗り物です。しかし、いざ免許を取ればついついマナーを疎かにしてしまいがちです。特に、自動車学校や合宿免許の教習で免許を取ったばかりの時期は、事故を起こしやすいといわれています。そのため、自動車学校や合宿免許の課程でバイクルールに関する疑問点を全て解消させておくことが重要となります。