入学から卒業まで
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入校
指定された時間に教習所へお越しいただき、各教習所の規約などの説明や手続きを行います。
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適性検査
視力・聴力の検査や簡単な性格検査を受けていただきます。
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第一段階 教習開始
学科教習計10 時限、技能教習15 時限(AT は12時限) を受講します。
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先行学科1時限
「運転者の心得」などの基礎知識を先行して受講いただきます。
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学科教習9時限
信号・標識の知識や歩行者の保護・安全確認、運転免許制度などの基礎的な学科を学びます。
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技能教習15時限
(AT は12時限)車の乗り降りと運転姿勢、カーブや曲がり角の通行、坂道の通行、障害物への対応、交差点の通行など、運転の基本的な技能をコース内で身につけます。
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仮免許取得
修了検定・仮免許学科試験を合格すると仮免許証が交付されます。
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第二段階 教習開始
学科教習16 時限、技能教習19 時限を受講します。第二段階からは路上での技能教習、実際に道路を走る上での危険予測や交通の流れをつかむための教習が始まります。
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学科教習9時限
信号・標識の知識や歩行者の保護・安全確認、運転免許制度などの基礎的な学科を学びます。
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技能教習15時限
(AT は12時限)車の乗り降りと運転姿勢、カーブや曲がり角の通行、坂道の通行、障害物への対応、交差点の通行など、運転の基本的な技能をコース内で身につけます。
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卒業検定
最後の検定試験です。これに合格すれば晴れて教習所を卒業です。
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卒業
『卒業検定』に合格し、無事教習所を卒業した後は、1 年以内に運転免許試験場で本試験(学科)を受けてください。 この期間中であれば、運転免許試験場での技能試験が免除されます。
免許取得後の流れ
合宿免許を無事卒業し、念願の免許を手に入れることができても、それで終わりというわけではありません。 その後も、合宿免許で習ったように安全運転を心がけなければ、免許取り消しなどの処分もあります。
また、免許取得の後に手続きが必要となる場面もあります。 例えば保険の加入や免許更新などがそれに該当します。これらの手続きを怠ってしまうと、免許失効になってしまったり、事故時の保障外となってしまったりするリスクがあります。 また、人によっては限定解除が必要となる場合もあります。 このような手続きなどが必要になった場合に円滑に進めるためにも、免許取得の前から以下の点を把握しておくことが大切です。
保険の加入
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、自動車を運転する人が必ず入らなければならない保険であり、法律によって加入が義務付けられています。未加入の場合、免許停止処分や罰金、場合によっては懲役刑となる場合もあります。 自賠責保険は損害保険会社、もしくはその代理店から加入することができます。 多くの自動車販売店は損害保険代理店となっており、自動車を購入するとき、もしくは車検に出すときに加入することが可能です。
車検がない原付きバイクや250cc以下のバイクについては、コンビニやインターネットからの加入が可能です。 自動車保険には、自賠責保険以外にも任意保険があります。 任意保険は大まかにわけて7種類あります。 対物や対人、車両保険などがあるので、必要に応じて設定しましょう。なお、自賠責保険と任意保険を同一の保険会社で契約することで、割引される場合もあります。
保険加入のメリット
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自分の損害を補うことができる
任意保険に加入しておけば対人、対物のどちらも補償があり、限度額も設定が可能です。特に対人の場合、限度額は無制限にしておけばいざというときにも安心です。
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家族を守ることにも繋がる
どれだけ安全運転を心がけていても、交通事故を避けられず、やむなく加害者となる場合もあります。その事故が原因で亡くなることも考えられます。こういったとき、保険をかけておけば残された家族の負担は軽減されます。
任意保険の内、重要な保険
保険会社は、この7つの保険のいくつかをセットにしているプランなども用意しています。
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対人賠償保険
交通事故によって歩行者などに怪我を負わせたり、死亡させてしまったりした場合に、自賠責保険では足りない分を補償します。
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対物賠償保険
交通事故により、車やモノなどを損傷させてしまった場合、その賠償金額が保険金によって支払われることになります。
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搭乗者傷害保険
保険に加入している自動車の同乗者( 運転者を含む) が怪我をした場合や死亡した場合、保険金が支払われます。
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自損事故保険
自損事故を起こして運転者が怪我や死亡に至った場合に、最低限の補償がなされます。相手がいない事故や全ての過失が運転者にある場合に適用されます。
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無担保車傷害保険
他の車との交通事故によって後遺症や死亡に至った際に相手の車が対人賠償保険に入っておらず、支払い能力がない場合に限って、保険金が支払われます。
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車両保険
偶然の事故により、自動車が損傷してしまった場合の修理代金を補償してくれる保険です。車のランクにより、保険料金や支払われる金額が異なります。
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人身傷害補償保険
自動車事故により、怪我や死亡に至った場合の補償をしてくれる保険です。
免許更新
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免許更新料金
1,500円
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免許更新講習
2時間程度
合宿免許などで、新規免許を取得した場合、更新が必要になるのは3 年後です。 このときには違反歴などは参照されず、料金は一律1500 円、講習は2 時間です。 その後の免許更新では、違反歴によって料金や講習時間が異なります。 なるべくお金も時間も節約したいのであれば、違反を起こさないよう心がけましょう。
免許更新の時期は、誕生日の1 ヶ月前後の2 ヶ月間であり、警察署や免許更新センターなどで行うことができます。 都道府県によって更新手続きが行える施設は異なるので、事前に確認しておく必要があります。 この更新を忘れてしまうと免許失効となり、再発行を行うために書類や講習、手数料などが必要となります。
このような余計な出費や手間をかけないためには、更新時期をしっかり把握しておくことが重要です。 なお、免許失効となっても早めに再発行の手続を行えば、学科・技能試験などは免除されます。 しかし、免許失効から1 年以上が経過してしまうと、自動車学校で最初からやりなおす必要があるので、注意が必要です。
限定解除
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免許更新料金
5万円〜6万円
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免許更新講習
- 4時間の講習
- みきわめ、検定
仕事などの都合により、AT限定でなくMT免許が必要となった場合、限定解除を行う必要があります。
限定解除には、自動車学校での講習が必要です。最低で4時間かけてMT車の技能を行います。 なお、講習は全て自動車学校内で行われます。 4時間の講習を受けた後、一般的な免許取得同様に、みきわめに通る必要があります。
そしてみきわめに通ると、検定が行われます。 この検定に合格することで、MT車を運転できるようになります。 費用はおよそ5万円~ 6万円で、時間はあまり必要ありません。 なお、このような手間を後々かけたくないのであれば、自動車学校に通う前から将来的にMT 免許が必要にならないか、きちんと把握しておくことが大切です。 合宿免許でも自動車学校によっては3日間程度の合宿で限定解除を行うことが可能です。 ストレートでみきわめや検定に通る自信がない場合には、合宿の方が安くなる場合もありますので検討してみましょう。
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